Cinematic

映画のような日々を🕊

助産師さんにお願いしたわがまま

 

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このバンド1本とお腹の傷だけが本当に赤ちゃん産んだって実感させてくれます。確かに9ヶ月ちょっとお腹にいたし、胎動もたくさん感じたけどそれが母性とかに繋がったかと言えば違くて。

 

帝王切開で出てきた時もえ、この子がお腹にいたの?ほんとに?って思ってた。そのあとそのまま赤ちゃんはNICUに行って産後3日目まで会えなくて…自分は本当に赤ちゃんを産んだのかふわふわして実感がないのが怖かった。

 

母乳がでるようになって搾乳して会いに行くたびに少しずつ自分の子だって自覚して愛着が湧いてきた。

 

のに、そのタイミングで私だけ退院してきました。離れるのが不安で辛くてびーびー泣いてました。経済的事情で産後できるだけ早く働きたい…というのを助産師さんに話してたため退院する直前までこれからどうするのかどうしたいのかカウンセリングされました。

 

【赤ちゃんに愛着がないのではないか】

 

と心配されてたのがなんとなくわかります。でも違うんだよ…本当にお金が必要で今後のことも考えるとこのタイミングしか就活ができない。と。

 

24歳、大学でて2年経ってないからかなり甘ちゃんだと思われてた。(自分でもまだ甘々だなって思うことある)だからなのかな、前のマタハラでクビになったときの話をした時に弁護士や社労士の話、法律の話が出た時とても驚かれた。

 

そしてそこまで考えてるならこの2週間身体を1番に考えつつやれるとこまでやってみよう…ということになりました。

 

退院する時このバンドはほんとは切らなきゃいけないらしい。でも赤ちゃんはNICUにいて1週間はわたしが会いに行けないかもしれない。

 

就活しつつ身体を療養するからこの母性なのか分からない感情が繋がりが消えそうで怖かった。

 

だからわがまま言って残してもらいました。

 

わたしは37週を迎えられなくて一緒に帰るって思ってたのにそれが叶わなかった。点滴の針1本でもこの子に刺さらないうに祈ってたけどそれも叶わなかった。

 

でも、今度はこのバンドが切れるとき一緒に病院を出たいって願ってる。

 

わがまま聞いてくれた助産師さんありがとうございます。